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文化財の未来を守る「文化アーカイブ」プロジェクト始動
2025.05.31
お知らせ
株式会社IZUTSUYAは、日本各地の歴史的建造物や文化財を3Dスキャン技術で保存・継承する「文化アーカイブ」プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
プレスリリース全文(消えゆく前に、未来へ残す。日本全国の建物・文化財を最新技術と3Dスキャンで守る“文化アーカイブ”を始動します!)
プロジェクト概要
- 目的:地震や火災、老朽化、後継者不足などで失われつつある”文化”を、3Dデータとして保存し、未来へ継承する。
- 技術:最新の3Dスキャニング手法(主にGaussian Splattingを中心)を活用し、高精度かつ低コストでのデータ化を実現。撮影環境に極力依存しないよう、データ統合ツールの開発や最新の撮影機器を積極的に採用。
- 活用例:保存データは、教育・研究、観光、エンタメ(映像・ゲーム)、メタバース・VRなど多方面での活用が可能。
- データ管理:独自のブロックチェーン技術を用いて、データの永続的かつ安全な保存を目指す。
実証実験
群馬県伊勢崎市の伊勢崎神社にて、3Dスキャンの実証実験を実施。周囲の建物や植生、天候条件などの課題を克服し、高精度なデータ化に成功しました。
今後の展望
本プロジェクトは、文化を「記録」するだけでなく、「継承」することを目的としています。私たちはいま、ただ“記録する”のではなく、未来で“再び出会える”形で残す使命に向き合っています。”文化”のデジタル保存を通じて、次世代への文化継承と新たな価値創出を目指します。