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LiDAR点群 × BIM × 3D/4D Gaussianを一度の撮影で生成。“建築DX+PR活用”を両立する新サービス

2025.11.17 開発

〜建築図面・BIMモデルと同時に、PR・SNS・Webで使える3D/4D Gaussianデータを生成できる統合型サービス〜

建築・不動産・インフラDX領域向けの3D計測サービスに加え、PR/Web/SNS/エンタメ用途で使える「3D & 4D Gaussian Splatting データ」を同時生成できる新しい統合型ソリューションを正式リリースしました。

本サービスは、一般的な「点群→図面→BIM」制作だけでなく、

・PR映像
・SNS向けショート動画
・Webプロモーション
・ブランドCM制作
・XR/メタバース向け3D素材
・産業用VRトレーニング制作
・空間演出・展示会用コンテンツ

までワンストップで生成できる点が最大の特徴です。お客様の要望に合わせて松竹梅の幅広い提案を行い、成果物を柔軟に対応できることが可能になります。

■ 建築DXで必要な“ハードな3D”と、PR/エンタメで求められる“クリエイティブ3D”を同時に作れる唯一のサービス

従来の点群スキャンは「建築用途に特化」しており、広告・SNS・エンタメ領域への展開はあまりカバーできていないことが実態としてありました。

当社では、一度の撮影で幅広い用途に活用できる元データを収得し、お客様のニーズに合わせてさまざまなアウトプットデータに変換してお届けいたします。

▶ 建築用途:LiDAR点群 → 図面 → BIM → 3DCGパース → デジタルツイン

▶ PR・SNS用途:3D Gaussian(空間) → 3D Gaussianタイムラプス or 4D Gaussian(動き/時間変化) → Web埋め込みや映像 → SNSコンテンツ

最新のGaussian Splatting技術にも対応し、一度の撮影で様々な用途に合わせたアウトプットを同時生成、ご希望によってブロックチェーンによるアーカイブ可能なプラットフォームとも連携可能な国内唯一のサービスです。

■ 高額な産業用LiDARを使わず、“低コスト&高精度”を実現

i-Constructionなどで使用される産業用LiDARは数百万円〜1,000万円超と非常に高額で、撮影コストが上がりがちです。

当社でも連携企業の協力の元、高額LiDARを使用することも可能ですが、自社保有のEagle LiDAR 3D Scannerを活用することで、コストを重視したスピーディーなデータ生成が可能です。

・±2mm〜±5mmの高精度スキャン
・小型で屋内・狭所にも最適
・高額機器に比べた圧倒的低コストで撮影可能
・スピーディーな点群取得

建築DXとPR需要の両方を低価格で提供できる体制を構築しています。

■ 3D/4D Gaussian Splattingの提供

既存の建築スキャンでは実現できなかった“圧倒的な拡張性”が、当社の強みである3D Gaussian / 4D Gaussian データも同時生成できることです。

【提供可能なGaussianデータ】

3D Gaussian Splatting(空間体験)
→ ブラウザ表示、WebGL、VR、メタバース向けに最適

4D Gaussian Splatting(空間 x 時間変化体験)
→Web、CM、PR動画、SNSショート動画、展示会向け演出に最適

※上記動画はGauzilla Proサンプル例:引用元

AI生成やCG合成とのハイブリッド化も可能
→ プロモーション映像としての運用が可能

PR / SNS / Web制作会社と建築スキャン会社の“両方の役割”が1社で完結できるのが最大の独自性です。

■ i-Construction対応 × クリエイティブ活用

建築DX要件を満たしつつ、PR・エンタメ品質のビジュアル生成を同時に実現**

本サービスは、国土交通省が推進する「i-Construction」における必須要件である高精度3次元計測に対応し、LiDAR点群データを基盤としたBIM/CIMモデルの構築から、平面図・立面図・展開図・断面図といった建築図面の整備まで一気通貫で提供します。

さらに、ご希望に合わせて建築プレゼンや広告・広報活動に用いられるCGパース・アニメーション制作に加え、近年注目を集める3D Gaussian Splattingおよび4D Gaussian Splattingを活用した“広告活用やプレゼンテーションに映える立体ビジュアル”も同時に生成可能です。

これにより、従来は別々に発注されていた
「建築用途(ハードデータ)」と「PR用途(クリエイティブデータ)」を、“一度の撮影で同時に揃えられる” サービス体系を実現しました。

建築DXの厳密さと、PR領域の多様な表現力を一つのワークフローで統合できる点は、当社の大きな特徴です。

主な活用シーン建築・土木DX(i-Construction / CIM / BIM / Gaussian)領域

・既存建物の現況把握(内装・外装の3Dデータ化)。搬入などの導線の確認。
・工場・倉庫の設備3Dスキャンおよびデジタル化
・施工前後・工事進捗の比較3Dモデル化
・橋梁・道路・河川などインフラ施設の維持管理DX
・施設管理におけるデジタルツイン活用
・3D Gauusianデータによる実物に近いデータの目視確認
・3D Gauusianデータのタイムラプス、もしくは4D Gauusianデータによる施工前後・工事進捗の比較を実物に近いデータで目視確認

PR・Web・SNS・映像制作領域

・商業施設・店舗・建物のWebや映像、XR/VR/メタバースでの3D/4D活用
・建築プロジェクトのプレゼンテーション用3Dやティザー・プロモーション動画
・展示会・イベント向けの空間演出制作

建築現場の実務的なデータを、単なる「説明資料」に留めるのではなく、
“集客・ブランド強化に直結するクリエイティブコンテンツ”として活用できることは、他社にはない大きな付加価値になると考えています。