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サイネージ広告の”見られた数”を可視化 ― 視聴計測アプリ

2025.09.01 開発

デジタルサイネージのカメラ機能を活用した視聴計測アプリケーションを開発したことをお知らせいたします。本アプリケーションは、市販される各種デジタルサイネージに対応し、今まで実態の計測が行いづらかった領域において新しい広告効果測定の選択肢を提供します。

概要

デジタルサイネージ市場は急速に拡大を続けていますが、従来のOOH(Out of Home)広告では「実際に何人が広告を見たのか」という基本的な効果測定が困難でした。掲出期間や設置場所に基づく料金体系が主流であり、広告主にとってはROI(投資対効果)の証明が難しいという課題が存在していました。

当社は「xTrace」や「Canvia」などをはじめとした次世代型サイネージの販売・レンタル事業を展開する中で、こうした業界課題を多く聞きました。今後もそのニーズが高まることを予見し、サイネージ事業に幅広く活用できる視聴計測ソリューションの開発に着手いたしました。

1. リアルタイム通行量計測

サイネージ前を通過する人数をリアルタイムでカウント。時間帯別・曜日別の通行量データを自動集計し、潜在的なリーチ数を正確に把握できます。

2. 視認率(アテンション率)測定

顔の向きを解析し、サイネージに実際に目線を向けた可能性の高い人数を計測(目線のトラッキングはサイネージサイズやカメラ精度、掲載場所によって条件が様々のため、細かい目線やヒートマップなどは現状課題あり)。通行者のうち概算として何%が広告を視認したかを数値化することで、真の広告到達率を可視化します。

3. 視聴時間・滞在時間分析

視認者がどの程度の時間サイネージを見続けたかを記録。コンテンツごとの視聴継続時間を比較分析することで、クリエイティブの効果検証が可能です。

4. 視聴者属性推定

サイネージのカメラの精度に依存するためあくまでオプション機能ですが、AIによる画像解析で、視聴者の推定年代・性別を自動分類機能も搭載。ターゲット層への広告到達度を定量的に評価、メディアプランニングの精度向上に貢献します。

広告代理店が活用するメリット

クライアントへのROI証明が明確に

従来のOOH広告では「推定リーチ」しか提示できませんでしたが、当アプリケーションを活用することで、実視聴者数・視認率・視聴時間といった具体的なKPIをクライアントに報告できます。デジタル広告と同等の定量的な効果証明が可能になり、クライアントからの信頼獲得につながります。

広告枠の価値を適正に評価

実際の視聴データに基づいた媒体価値の評価が可能になります。視聴者数に応じた価格設定や、高パフォーマンス枠の発掘など、データドリブンなメディアバイイングを実現。媒体交渉においても客観的なエビデンスとして活用できます。

クリエイティブのPDCAを高速化

コンテンツごとの視聴時間データを活用し、どのクリエイティブが視聴者の注目を集めているかを数値で把握。ABテストの結果を迅速に反映し、キャンペーン期間中でも最適化を継続できます。

ターゲティング精度の向上

実際の視聴者属性データにより、想定ターゲットへのリーチ状況を検証できます。設置場所・時間帯・コンテンツの最適な組み合わせを発見し、今後のプランニングに活かすことで、クライアントの広告効果最大化に貢献します。

OOH広告の競争優位性を確立

効果測定機能を標準装備したサイネージ広告パッケージとして提案することで、他社との差別化が可能に。デジタル広告への予算シフトが進む中、OOH広告の価値を再定義し、新たなビジネス機会を創出できます。

プライバシーへの配慮

プライバシー保護を最優先に設計されています。取得したカメラ画像は属性推定処理後に即時破棄され、サーバーに保存されるのは統計データのみです。個人を特定可能な情報は一切記録されません。

提供形態・価格

導入規模や運用形態に応じて、複数のプランをご用意しております。短期間のイベント利用から、長期的な店舗・施設への導入まで、柔軟に対応いたします。まずは、詳細な価格・導入プランについては、設置環境や計測要件をヒアリングの上、お見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください。