SSI Archive|あなたの大切なデータに、あなただけのカギを。

企業にも、個人にも、「鍵」を返す。ユーザー主権型アーカイブソリューション
SSI Archive(SSIアーカイブ)は、2025年大阪・関西万博において落合陽一氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「null²」にも採用されたTHXNET.の革新的なブロックチェーン技術を基盤に、ユーザー自身が主権を持ってデータを管理できる次世代型アーカイブ技術です。
従来のWeb2のユーザー体験(メールアドレス/SNSログイン)を維持しながら、Web3のセキュリティと透明性を融合し、企業が個人情報を預からずに済む構造を実現し、信頼性の高いデータ管理基盤を提供します
システムの特長
1. ユーザー主権型アイデンティティ(Self-Sovereign Identity)
ユーザーのメールアドレスやSNSログインと連動して、バックエンドでウォレットを自動生成。
各データはユーザー固有のプライベートキーによって保護され、企業や第三者からのアクセスを遮断します。これまで企業や属する団体などに依存していたアイデンティティ管理を、ユーザー自身が行えるようにすることで、「企業が個人情報を管理する」ということから「個人が自ら情報を管理する」ことへの大きな転換を図ることができます。
2. オフチェーン×暗号化で大容量データに対応
動画や画像などの大容量データは、ブロックチェーン上に直接保存(オンチェーン)するには容量的・コスト的に現実的でないという課題があります。 本サービスでは、これらのデータを既存のWeb2的なクラウドサーバー(オフチェーン)に保管しつつ、 復号にユーザーのプライベートキーが必要な設計とすることで、ブロックチェーンと同等のセキュリティを実現しています。 つまり、データそのものはWeb2に置きながらも、Web3的な自立主権構造を融合させることで、 現実的かつ安全な分散型アーカイブ管理を可能にしています。
技術的補足として:
- メタデータ等のテキストデータに関しては、THXNET.のバックエンド上で暗号化・復号化が可能です。
- バイナリーデータ(例:動画・画像など大容量ファイル)に関しては、クライアントブラウザ上で暗号化・復号を行うSDKを提供予定です。これにより、ファイルアップロード時にブラウザで暗号化、ダウンロード時に復号化処理を行うことが可能です。
このように、Web2的なストレージとWeb3.0的な信頼構造を組み合わせることで、他に類を見ない、差別化された安全性と主権性を持つアーカイブサービスが実現できます。
3. ブロックチェーンによる証跡と改ざん防止
ハッキングしようとするとデータ保有先、チェーンそのもの、ユーザーのウォレット、ユーザーのPCを全てハックしないと事実上改竄できない仕組みです。ファイル暗号化時に生成されるマニフェストファイルをブロックチェーン上に記録することで、改ざん検出や真正性の証明にも活用されます。復号時にはこのマニフェストファイルをチェーンから取得して照合することで、セキュリティと透明性を高める構成となっています。
4. マイナンバーカードによるKYCもAPIで簡単接続
日本国内では不正行為や犯罪を防止のための個人認証にマイナンバーカードの認証も接続可能です。API接続によって開発工数を割かずにサービスに組み込み可能です。
提供サービス
3Dassetプラットフォームを活用したアーカイブ
当社が運営する3Dデータのアーカイブ、売買プラットフォーム【3Dasset.io】にもTHXNET.の技術を活用してIZUTSUYAが提供する独自チェーンが採用されています。SSI Archive構想の中心を担うサービスとして、半永久的に正しくデータを残していける仕組みを常にアップデートしていきます。
コンソーシアム型による価格を抑えた独自チェーンの活用
通常、独自のプライベートチェーンを引くには大きな初期費用とランニングコストが伴います。当社が既に用意したL1のプライベートチェーンにコンソーシアムの形で参画することで、ブロックチェーンの機能をフル活用しつつ、費用や開発期間を圧倒的に抑えて導入することが可能です。また、コンソーシアム型にすることで、プライベートチェーンにおいてもより透明性を担保することが可能になります。
Web2とWeb3を組み合わせたハイブリッド型である新しいセキュリティーソリューションに少しでも興味をお持ちいただけましたらお気軽にお問い合わせください。
「あなたのデータは、あなたのもの」 その当たり前を実現します。SSI Archiveは、ただの保存サービスではありません。“誰が保管するか”ではなく、“誰が見ることができるか”をコントロールできる未来型のデータ保管サービスです。